疑問
文字数 454文字
クイズというのじゃないけれど、1問。
「私鉄の電車にはしばしば見られるけれど、国鉄の電車にはついていない装備は何か?」
自動連結器?
いや、そうじゃなくてさあ。
お札差ですがな。オフダサシ。
車内の妻板、貫通ドアの脇、手が届かないちょっと高い所にあって、神社などの安全祈願のお守りがよく差してあるが、実は何も差してなくて空っぽのままの会社も多い。
国鉄の場合には、お守りが差してあるどころか、このお札差し自体が存在しなかったと思う。憲法問題にもなるしね。
ただこのお札差、国鉄車両の場合には本当になかったのか、あるのに私が気付かなかったのか、実は確信がない。
「政教分離の観点から、国鉄車両にはなかったんじゃないですかね」
という程度。
といいつつ、大きな駅や機関区の敷地には、鉄道神社が今でも建っていたりする。
JRの場合には私鉄だから問題はないけれど、国鉄時代にはこの鉄道神社って、どう理由付けしてあったのだろうね。
また国鉄時代、鉄道神社の維持費や管理費は誰が負担したのだろうなどと、色々疑問が浮かぶ。