列車名
文字数 260文字
つばめ
はと
かもめ
はつかり
ゆうづる
はくちょう
はやぶさ
はくつる
はくたか
列車名は、なぜか鳥由来のものが多いなあとぼんやり考えて、少し調べていたのだけど、「ゆうづる」なのだけれど、私はてっきり「初雁」みたいに、「夕鶴」という単語が昔から日本語に存在しているんだと思っていた。
そうではなく「夕鶴」とは、木下順二という人が描いた戯曲のタイトルだった。
文学作品名が定期列車名に採用された例は、珍しいのではないかしらん。
「初雁」は、『秋に、北方から渡ってくる雁』と広辞苑にあるが、「夕鶴」は戯曲名しか記載がない。