コウタイ

文字数 206文字


 コウタイという言葉をよくご存知だと思う。
 台車も床下機器も、車内設備も窓ガラスもみんな取り外した残りの「車体そのもの」のこと。
 だけど私はずっと「鋼体」と書くのだと思っていた。
 昭和初期からずっと、車体は鋼鉄でできている時代が長かったからね。
 本当は「構体」と書くのだとは、つい先日まで知らなかった。
 だから同様に、アルミ製の電車は「アルミ体」、ステンレス製のは「ステン体」と呼ぶのだと信じていたことは内緒だ。
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