DD16
文字数 451文字
DD16はある時期、私にとって謎の機関車だった。
中学生の頃だが、鉄道模型の雑誌に、
『DD16のエッチングキット発売!』
というあるメーカーの広告が載ったのだが、その広告には写真がなかったのだ。
また運の悪いことに、DD16は当時まだ新しすぎて、私が持っているどの本にも写真などなかった。
だから、あのようなDE10の妹のような機関車だとは想像することもできなかった。
このエッセイを書くために、ウイキペディアのDD16の項目を読んでみたのだが、おかげで長年の疑問が解けた。
「DD13も、DD51もDE10もみなそうなのに、DD16だけ、なぜ燃料タンクが床下に見えてないのか」
答えはこういうことらしい。
少しでも重量を軽くするための短い車体に、DD51の中古エンジンを乗せたのがDD16なのだが、あんまり車体が短いので、前後の重量バランスをとる必要が生じた(そのままでは車体前部が重くなりすぎる)。
だから燃料タンクは床下ではなく、運転台下に設置して、少しでも車体後部を重くしようとしたのだそうだ。
中学生の頃だが、鉄道模型の雑誌に、
『DD16のエッチングキット発売!』
というあるメーカーの広告が載ったのだが、その広告には写真がなかったのだ。
また運の悪いことに、DD16は当時まだ新しすぎて、私が持っているどの本にも写真などなかった。
だから、あのようなDE10の妹のような機関車だとは想像することもできなかった。
このエッセイを書くために、ウイキペディアのDD16の項目を読んでみたのだが、おかげで長年の疑問が解けた。
「DD13も、DD51もDE10もみなそうなのに、DD16だけ、なぜ燃料タンクが床下に見えてないのか」
答えはこういうことらしい。
少しでも重量を軽くするための短い車体に、DD51の中古エンジンを乗せたのがDD16なのだが、あんまり車体が短いので、前後の重量バランスをとる必要が生じた(そのままでは車体前部が重くなりすぎる)。
だから燃料タンクは床下ではなく、運転台下に設置して、少しでも車体後部を重くしようとしたのだそうだ。