小ネタ
文字数 453文字
アメリカでは、鼻先に短いボンネットの付いたデザインのDLが数多く走っているが、あのボンネットの中身はトイレである。
日本と違って、運転台には数人の機関手が乗っているから、
「あっ、俺トイレ行きたい」
と交代しながら走っているのだろう。
(線路際で写真を撮っていると、機関手たちは必ず手を振ってくれる)
アメリカで鉄道博物館を見学していたとき、展示車両にブリル台車がついているのを見て、
「ほう、アメリカにもブリル台車があるのか」
と感心したバカがいる。
日本の私鉄用ELはしばしば凸型の車体で、凸型機関車などと呼ばれることがあるけれど、アメリカにも似たような形のELがいる。
アメリカでも小型機が多いようだが、凸型ではなく、スティ-プル・キャブ型と呼ぶ。
(教会の尖塔の意味)
アメリカのあちこちの鉄道で採用した超有名な機関車に『F7』というのがいるけれど、子供の頃から私は、「犬に似た顔をしている」と思っていた。
アメリカの博物館で、ボランティアの説明係の人にそう言ってみたが、残念ながら賛同は得られなかった。