2021/10/29 17:27

文字数 830文字

みんなしあわせそうだ。僕はうめいている。そして、僕はもっと堕ちていていくのだろう。笑い者は結局、笑われるだけ笑われて、捨てられるように終わるのだろうか。昨日、花澤香菜さんのラジオを久しぶりに聴いた。「客席からなにか言われても気にしない。空気なんて読まない。そんな玉じゃないのは知っているでしょ?」と言っていた。確かに。そして、企画コーナーではウェブ小説(なろう系と呼ばれる小説)をからかったような、タイトルとあらすじ、それから台詞を考えて送るコーナーが続いていた。きっと僕の昔の友人はこういうのに送って喜ばれているから、今ではきっとしあわせな人生を歩んでいるだろう。僕は笑えるジョークも吐き出せない。つまらない人間だ。それでも小説を書いている。ネタが笑えるのではなく、僕自身が笑われている人生だ。つらい。あー、ところで話題は変わるが、MacなのでMacで書いた文章はそれ用にフォルダをつくった方がいいな。今は混在しているからなぁ。密室灯籠、今日からまた執筆再開しようと思っているのだけれども、どうしようかな。百瀬を再開するときがもっと大変かもしれない。テキストデータにするつもりだけど、縦書きのエディタで書いて。そうそう、新連載で『aiであそぼう☆バロウズ風味に。』っていう、自動生成のプログラムを使った連載を始めたのですよ。よろしくお願いします! 僕なんて本当は生きているべき人間ではないのは、自分でもわかっているつもりだ。でも、それこそ「空気を読まない」で図太く生きていくという方法もあるのではなかろうか。みんなに笑われながら、蔑まれながら、迷惑をかけながら、それでも生きていく。それしか、ないのではないか。そう思うと、昨日は花澤さんのラジオを聴いてよかったな、と思う。大体、嫌われているのに「書いた小説をよろしく」って、僕は何様のつもりなのだろうか。自己矛盾を抱えて生きていきます。頑張るぞ。
2021/10/29 17:27 コメント(-)| 随想遊戯
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