2021/04/11 18:35 会田誠さんの講演会に参加した。

文字数 540文字

会田誠さんの講演会に参加した。


いわき市立美術館で現代美術家の会田誠さんの講演会に参加した。2001年の作品『Blender』はルーベンスを参照していたことや2012年の『Electric Poles,Crows and Others』が狩野永徳など狩野派を参照したことなどを知った。現代思想は知らないと言ってたけど、これは小説で言えばポストモダン文学の作り方だ(芥川龍之介の『王朝物』の手法)。



2002年『一人デモマシーン』はサンプリング機械を作製し声をハーモニーさせたと説明していたが初期の椹木野衣といえば「サンプリング・カットアップ・リミックス」であり、それを違う意味で応用したと言えるし、本人が今日言っていたように「ストレートではない」で捻くれていて、そしてポストモダンであり、これでもかというくらい現代美術だと思った。



僕は日本ゼロ年展で会田誠さんの作品を観て、『日本 現代 美術』で会田さんの存在を強く意識し、大塚英志さんの、本の表紙や、アーバンギャルド(ライブに行ったことがある!)のCDジャケットなどを観ていたわけで、会田誠さんを二十年くらい追っていたことになる。今日は講演会に参加出来て、本当に良かった!!




2021/04/11 18:35 コメント(-)| 随想遊戯
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