2021/08/12 11:01

文字数 1,141文字

そう、今月は柳瀬尚紀訳『ユリシーズ』を読んだのが、とてもためになったのだった。ものすごく創作意欲をかき立てられた。丸谷才一訳の『ユリシーズ』は、持っているのだが、また違った味わいがあった。いや、別物だった。そもそも『ダブリン市民』を買って読んで、ずーっとしてから柳瀬尚紀訳で『ダブリナーズ』が出て読んで(両方とも同じ作品である)、衝撃を受けたときと似た感覚を、今回も得られたというわけだ。それは『密室灯籠』にでも書こうかな。乞うご期待!! 僕はこれから、どういう創作をしていくのか、自分でもちょっとわからないところがある。NOVEL DAYSでの連載は続けるけど、どう転んでいくかは不明だ。生きていると悲しいこと、泣きたいことがたくさんあるけれども、それでも、僕は生きていこうと思っている。今、仕事場でこの文章を書いているけど、今の生活がいつまで続くかだって、わからない。それでも、どうなっても、小説は書き続けたい。小説って面白いな。いや、文章を書く、ということが、僕は楽しくて楽しくて仕方がない。つらいときも多いけれど、執筆しているときのそれとこれは別の話で、執筆は僕にとって祝祭で、小説は祝祭空間だ。って、そんな話は『文芸部は眠らせない』で書けばいい話だな。そう、僕はこれから、『群像』を定期購読することにしたのだった。今月の群像も読みはじめて、面白くてびっくりしている。お世辞じゃなくて、読んだら面白かった(笑)。僕にとって、プラスになるぜ、と確信している。僕は水底でたゆたっていて、浮き上がるのを夢見ている。創作ノートを持ってくれば良かったなぁ。今日は、時間がある、めずらしく。と、いうのも、市の施設がほぼほぼ休みになってしまい、僕が働いている場所は民営だけどかなりの数のひとが市営だと思っていて、それで休館していると思っているみたいなんだよね。そういうわけもあり、今、これを書く余裕がある。小説は、さすがにメモ書きくらい必要で、だから創作ノートを持ってくれば、執筆できたのになぁ、と思っている。もちろん、勢いで書くことだって出来る、このブログはいつもノープロットで、メモすら一切しないでフリーハンドで書いている。ほぼそれはルールにしていて、たまに論考みたいなのがあっても、あれもノープロットだ、実は、ね(笑)。徒然に書くことも、しないと僕はやっていけないのだよ。それでね、今書いてるこの文章は、めずらしく、プリントアウトして、パラフレーズして『密室灯籠』あたりの小説に活かそうと考えている。だいたい、現在地点で1000文字越えているのだぜ。自分でリサイクルするぜ。リサイクルじゃなくて、この文章が〈素材〉なのか。では、仕事に戻りますかぁ!!

2021/08/12 11:01
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