Disclose46
文字数 483文字
そこにいた甫は、車から降り結果と一緒に本間を後部座席に乗せた。
その頃には、随分と薬が回ってきていて本間はアルコールの作用も相まって、だらしなく寝ていた。
軽く縛り持ってきたタオルで体も顔も隠すし、ようやく落ち着いた時、甫がなんだか浮かない顔をしていることに気づいた。
「なんか、もしかしたら警察にツケられていたかも。」
と言い出した。
自分のスマホをあえて電車に忘れさせ、遺失物に届けさせることまでして、アリバイ作りをしたが無駄になったようだった。
詳しく聞くと、会社に戻った際に入り口のガラス越しに映った刑事を見たかもしれないという。
会社に入ったものの途中の階で降りて、すぐさま職場に電話をし直帰することにした。
そのままそこから出ると、もしかするとまだ待っているかもしれないので、地下の駐車スペースから抜け出して来たらしい。
「お兄ちゃん、アホなの?もし警察だったとしたらさ、このままお兄ちゃんが消えたら増々怪しまれるじゃん。ここは私がこの後なんとかするから。」
と言われて、その足で渋々いつものようにHIROBAへと向かった。
そして、帰りは途中の駅で降りて、再度結果と合流した
その頃には、随分と薬が回ってきていて本間はアルコールの作用も相まって、だらしなく寝ていた。
軽く縛り持ってきたタオルで体も顔も隠すし、ようやく落ち着いた時、甫がなんだか浮かない顔をしていることに気づいた。
「なんか、もしかしたら警察にツケられていたかも。」
と言い出した。
自分のスマホをあえて電車に忘れさせ、遺失物に届けさせることまでして、アリバイ作りをしたが無駄になったようだった。
詳しく聞くと、会社に戻った際に入り口のガラス越しに映った刑事を見たかもしれないという。
会社に入ったものの途中の階で降りて、すぐさま職場に電話をし直帰することにした。
そのままそこから出ると、もしかするとまだ待っているかもしれないので、地下の駐車スペースから抜け出して来たらしい。
「お兄ちゃん、アホなの?もし警察だったとしたらさ、このままお兄ちゃんが消えたら増々怪しまれるじゃん。ここは私がこの後なんとかするから。」
と言われて、その足で渋々いつものようにHIROBAへと向かった。
そして、帰りは途中の駅で降りて、再度結果と合流した