その31
文字数 356文字
受付の前を通るときの係の人や警備員の人など、さっき一連のシーンを見ていた人たちからの視線を感じる気がして、急いでエレベーターホールへと向かう。
自分のフロアにつくまで、全く気が休まらない感じがした。
なんだか、そういう時は知らないひとまでもがこっちを見ているような錯覚を覚えてしまう。
多分殆どの人は関係ない人たちなのに。
イライラして、上を表示するボタンを3回位連打した。
と、思う。
思う・・・というのは、余韻が指先に残っているからだ。
一刻も早くここのスペースから消えたかったのだけ、覚えている。
ほんの数十秒だったと思うのだが、フロアに着くまでが本当に長く感じた。
自分が毎日いるオフィスに戻ると、一斉にみんなからの視線。
もう、本当に今日は帰りたい。
その中に、課長の姿もあって見つけた勢いでツカツカとこっちに向かってきた。
自分のフロアにつくまで、全く気が休まらない感じがした。
なんだか、そういう時は知らないひとまでもがこっちを見ているような錯覚を覚えてしまう。
多分殆どの人は関係ない人たちなのに。
イライラして、上を表示するボタンを3回位連打した。
と、思う。
思う・・・というのは、余韻が指先に残っているからだ。
一刻も早くここのスペースから消えたかったのだけ、覚えている。
ほんの数十秒だったと思うのだが、フロアに着くまでが本当に長く感じた。
自分が毎日いるオフィスに戻ると、一斉にみんなからの視線。
もう、本当に今日は帰りたい。
その中に、課長の姿もあって見つけた勢いでツカツカとこっちに向かってきた。