その30
文字数 461文字
「怒りませんよ。 なんか、あなた達が変な言い回しするからでしょ?まあ、前、僕の辞め方が酷かったとか因縁付けて、警察沙汰にしての報復ですか? 陰険ですね、中西は。」
「呼び捨てですか?」
揚げ足をドンドン取られる。
本当に苛立たしい。
これなら、会議の方が100倍くらいマシだ。
「だから、何なんです?確かに、僕はあの人にとっては酷い辞め方をしたかもしれませんが、仕返しされるようなこと無いでしょ?会社を辞めるのに、診断書出して辞めても法律を犯したりしてないで・・・」
「江尻さん、5月31日は中西さんに会いましたか?」
言葉を遮られた挙げ句、想定していない全く違う日を指定して会ったかどうか確認された。
「え、ご、5月31日?最近あったのは、その前の1回だけですよ。」
そこまで言うと、西品署の二人が離れて北芝署の二人がやってきた。
「こちらも見て頂けますか。」
その先のことは、記憶も曖昧で、現実なのかそれとも何かのショーの中にいさせられているのか、なんとも言えないような時間だった。
そして、やり取りが終わり、解放されたのは約2時間後だった。
「呼び捨てですか?」
揚げ足をドンドン取られる。
本当に苛立たしい。
これなら、会議の方が100倍くらいマシだ。
「だから、何なんです?確かに、僕はあの人にとっては酷い辞め方をしたかもしれませんが、仕返しされるようなこと無いでしょ?会社を辞めるのに、診断書出して辞めても法律を犯したりしてないで・・・」
「江尻さん、5月31日は中西さんに会いましたか?」
言葉を遮られた挙げ句、想定していない全く違う日を指定して会ったかどうか確認された。
「え、ご、5月31日?最近あったのは、その前の1回だけですよ。」
そこまで言うと、西品署の二人が離れて北芝署の二人がやってきた。
「こちらも見て頂けますか。」
その先のことは、記憶も曖昧で、現実なのかそれとも何かのショーの中にいさせられているのか、なんとも言えないような時間だった。
そして、やり取りが終わり、解放されたのは約2時間後だった。