その119
文字数 448文字
掃除道具を片付け、荷物を運び込んだら帰路につこう。
そう思い、掃除用具をもとの場所に戻して、取り出した荷物に手をかける。
その時、なんか揺れるものが見えた。
灯だ。
僕は身構え、そして咄嗟に車の影に身を隠す。
足音が聞こえる。
灯りの方から声が聞こえる。
「いや~探しましたよ。」
「・・・」
恐ろしくて声が出せない。
足音は一つじゃない。
「こんばんは。隠れてないで出てきてくださいよ。あ、ちなみに危ないからすでに後ろにも何人か待機してますから、そこにいるのはわかってますからね。」
「・・・」
急にやってきて何を言うんだ。
これはもしや、御幸の手先なのか?
あいつは、かなりヤバいやつだったのか?
僕は混乱して、少し後ずさりする。
「まあまあ、急に現れたら驚くよね。でも大丈夫。ほら、こいつ見たことがあるでしょ?」
そう言うと声の主は、僕の後ろ経と光を当てた。
そこにいたのは、いつだったか僕の会社に来たちょっとガタイのいい刑事だ。
「あー、そう言えば名乗りもせずにすみません。私は警視庁の浅霧です。江尻さん、どうもはじめまして。」
そう思い、掃除用具をもとの場所に戻して、取り出した荷物に手をかける。
その時、なんか揺れるものが見えた。
灯だ。
僕は身構え、そして咄嗟に車の影に身を隠す。
足音が聞こえる。
灯りの方から声が聞こえる。
「いや~探しましたよ。」
「・・・」
恐ろしくて声が出せない。
足音は一つじゃない。
「こんばんは。隠れてないで出てきてくださいよ。あ、ちなみに危ないからすでに後ろにも何人か待機してますから、そこにいるのはわかってますからね。」
「・・・」
急にやってきて何を言うんだ。
これはもしや、御幸の手先なのか?
あいつは、かなりヤバいやつだったのか?
僕は混乱して、少し後ずさりする。
「まあまあ、急に現れたら驚くよね。でも大丈夫。ほら、こいつ見たことがあるでしょ?」
そう言うと声の主は、僕の後ろ経と光を当てた。
そこにいたのは、いつだったか僕の会社に来たちょっとガタイのいい刑事だ。
「あー、そう言えば名乗りもせずにすみません。私は警視庁の浅霧です。江尻さん、どうもはじめまして。」