その54
文字数 564文字
「ええ、子供の頃は良かったんですけどね。最近ではこのキラキラネームがちょっとウザったいですよ。」
と、苦笑いしている。
確かにそうなのかもしれない。
アニメとかの主人公とかだったら、せいぜい20代位だろうからこういう名前を聞いてもそんなに辺じゃないだろうが、見るからに40前後のこの人がライムですというと、人によってはちょっと偏見を持ってしまうかもしれないな、と考えてしまった。
まあ、もちろんそれは口に出しては言わないが。
「パソコン、買われるんですか?さっきのところでお見かけした限り、古い様に見えなかったんですけど。」
と、御幸さんは改めて聞いてきた。
「あぁ、あれは会社の貸与品で。家のがもうだいぶ古いんですよ。古いところで、昨日、飲み物をぶっかけちゃって。昨日の晩から乾かしているんですけど、この後帰って動かなかったら、買うことになるだろうな・・・って考えてたので、まあ一応下見です。御幸さんは?」
いつの間にか、歩きながらさっき御幸さんが勧めてくれた座れるスペースに来ていた。
近くに自販機もある。
「そうだったんですね。いや、私もそろそろ買い換えようと思って居たところなんです。今、ディスクトップ型しか無くて。ノートタイプにすれば江尻さんとかがやっているように、あそこで仕事できそうですからね。」
「え?あそこで仕事してないんですか?」
と、苦笑いしている。
確かにそうなのかもしれない。
アニメとかの主人公とかだったら、せいぜい20代位だろうからこういう名前を聞いてもそんなに辺じゃないだろうが、見るからに40前後のこの人がライムですというと、人によってはちょっと偏見を持ってしまうかもしれないな、と考えてしまった。
まあ、もちろんそれは口に出しては言わないが。
「パソコン、買われるんですか?さっきのところでお見かけした限り、古い様に見えなかったんですけど。」
と、御幸さんは改めて聞いてきた。
「あぁ、あれは会社の貸与品で。家のがもうだいぶ古いんですよ。古いところで、昨日、飲み物をぶっかけちゃって。昨日の晩から乾かしているんですけど、この後帰って動かなかったら、買うことになるだろうな・・・って考えてたので、まあ一応下見です。御幸さんは?」
いつの間にか、歩きながらさっき御幸さんが勧めてくれた座れるスペースに来ていた。
近くに自販機もある。
「そうだったんですね。いや、私もそろそろ買い換えようと思って居たところなんです。今、ディスクトップ型しか無くて。ノートタイプにすれば江尻さんとかがやっているように、あそこで仕事できそうですからね。」
「え?あそこで仕事してないんですか?」