その102

文字数 587文字

海ほたるは、そこを経由地でもあり目的地でもあるので、東京からもしくは千葉方面から来て中を見てまたそれぞれへと帰れるような仕組みを取っている。

それで、中に交差するための出口などを併設しているのだ。

そして、バスでも来ることができるらしい。

以前寄ったときは、散策の時間も限られていた団体行動だったので、
停留所があるのは今回初めて知った。

結構長い時間ドライブしたので、降りて真っ先にトイレへと向かった。

そこからが楽しい時間が始まった。

コンビニやゲームセンターがあるエリアは、印象が変わらなかったがおいしそうなメロンパンが売っていた。

上の階でめぼしいものがなかったら、これを運転しながら食べようと、メロンパン以外もいくつか購入した。

別のところに足湯があって唆られたが、少し待ちがあったので今日はヤメておこう。

そしてその上のエリアへと足を伸ばす。

以前来た時と随分と変わっていて、フードコートのあるエリアは通路にガラスが付いていて、少し風が吹いていて外は少し肌寒いのだが、通路内は快適だった。

席によっては、海が見えるのがいい。

さっき見つけたパンはお土産になった。

せっかくだから、食べ物をさっき少し食べてしまったけれど、景色のいい席が空いていたので、ここで食べることにした。

かなり遠くまで見渡せる。

海の真ん中にあるこのエリアにこんな建物が出来て、天気が荒れていなければ、最高な気分になれる。
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登場人物紹介

江尻甫(えじりはじめ)・・・このストーリーの主人公。都内の会社でSEとして働いている。ある日、警察から事情聴取を受ける。

浅霧・・・警視庁の刑事。少し風変わりだが優秀。自分の気に入った事件にはものすごく集中して動く。

結城・・・警視庁の刑事。浅霧の同僚。

御幸・・・なんでも屋。浅霧の大学の同級生。違法行為も行う。

三井・・・所轄の新人刑事

高橋・・・浅霧行きつけの喫茶店のマスター

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