その26
文字数 595文字
すこしでも、いい気分を保ちたくて
「じゃあ、ちょっと飲み物だけ買ってきてもいいですか?」
というと、4人は目配せして、それは了承してくれた。
そこに、一人だけ着いてきた。
飲み物を買うのかと思ったら、僕の見張りだったらしく、彼は何も買わずに出てきた。
カフェの近くに花壇のある散策路があり、ベンチとかは無いが、膝くらいの高さの大きい花壇だから、何人かそこに座ってお昼とかを食べている。
僕も数人座れる場所に陣取って、ちょこんと座ると、自分の脇に今買ってきた飲み物を置いた。
順番を守ってくれるのか、先に約束したと思われる三井が僕の斜め前に立ち、島田が僕の前に立った。
ガッチリした人が目の前に立たれると圧迫感がある。
(そんなところに立たなくても、4人もいたら、万が一何かしたとしても、逃げたりしないよ、普通は)
と、心のなかで悪態をつく。
つい、大きなため息をついてしまった。
そして、北芝署の二人は三井の向こうに座ってこっちを見ていた。
何となく、さっきよりも怖い顔だ。
「えーっと、こんなところまで連れて来てしまって申し訳ないです。なんか、あの場所にいるのが、ちょっと精神衛生上耐えられなくて・・・。」
と、一応、こっちから話しだした。
人数的に間違いなく不利なので、多少威勢よく話していかないと、気分としては逃げ帰ってベットに潜りたい気分なのだ。
スマホが、マナーモードでさっきから何回か鳴っているが、見るのは後だ。
「じゃあ、ちょっと飲み物だけ買ってきてもいいですか?」
というと、4人は目配せして、それは了承してくれた。
そこに、一人だけ着いてきた。
飲み物を買うのかと思ったら、僕の見張りだったらしく、彼は何も買わずに出てきた。
カフェの近くに花壇のある散策路があり、ベンチとかは無いが、膝くらいの高さの大きい花壇だから、何人かそこに座ってお昼とかを食べている。
僕も数人座れる場所に陣取って、ちょこんと座ると、自分の脇に今買ってきた飲み物を置いた。
順番を守ってくれるのか、先に約束したと思われる三井が僕の斜め前に立ち、島田が僕の前に立った。
ガッチリした人が目の前に立たれると圧迫感がある。
(そんなところに立たなくても、4人もいたら、万が一何かしたとしても、逃げたりしないよ、普通は)
と、心のなかで悪態をつく。
つい、大きなため息をついてしまった。
そして、北芝署の二人は三井の向こうに座ってこっちを見ていた。
何となく、さっきよりも怖い顔だ。
「えーっと、こんなところまで連れて来てしまって申し訳ないです。なんか、あの場所にいるのが、ちょっと精神衛生上耐えられなくて・・・。」
と、一応、こっちから話しだした。
人数的に間違いなく不利なので、多少威勢よく話していかないと、気分としては逃げ帰ってベットに潜りたい気分なのだ。
スマホが、マナーモードでさっきから何回か鳴っているが、見るのは後だ。