その90
文字数 491文字
ちょっと時間的に良いものが選べない位の品数だったが、それでも普段買わないようなものがあったのでそれをと最近のコンビニならどこでもある1回ごとに挽いて出してくれるタイプのコーヒーをアイスで買った。
本日2回目の来店だったが、先に寄ったときの店員さんはおらず、最近増えた外国籍と思われる店員さんがコーヒーを入れている間に温めをお願いしていたお弁当をマシンの前にいた僕のところまで届けてくれた。
車に戻り食べながら、周りを見渡す。
先の時間と変わらず、物静かな住宅街だ。
ふと、視線を移すと車を停めているところから少し高台に明るい場所があった。
そっちの方角から、バスが降りてきた。
終バスを示すように、電光掲示板が赤く囲われているのが見えた。
駅名が書かれたその掲示板を見て、最近何処かでこの文字を見た気がしたが、まだ食べることに集中していたからその瞬間には気が付かなかった。
食べ終わって、ゴミを捨てに行く時になってようやく思い出した。
「あ、中西が入院している病院に行くために使った駅名・・・」
そうかも、と思い立ったら折角なので行きたくなり、ナビのセットは後回しにして、バスが着た方へと車を走らせた。
本日2回目の来店だったが、先に寄ったときの店員さんはおらず、最近増えた外国籍と思われる店員さんがコーヒーを入れている間に温めをお願いしていたお弁当をマシンの前にいた僕のところまで届けてくれた。
車に戻り食べながら、周りを見渡す。
先の時間と変わらず、物静かな住宅街だ。
ふと、視線を移すと車を停めているところから少し高台に明るい場所があった。
そっちの方角から、バスが降りてきた。
終バスを示すように、電光掲示板が赤く囲われているのが見えた。
駅名が書かれたその掲示板を見て、最近何処かでこの文字を見た気がしたが、まだ食べることに集中していたからその瞬間には気が付かなかった。
食べ終わって、ゴミを捨てに行く時になってようやく思い出した。
「あ、中西が入院している病院に行くために使った駅名・・・」
そうかも、と思い立ったら折角なので行きたくなり、ナビのセットは後回しにして、バスが着た方へと車を走らせた。