感謝してくれてもいいんですよ。

文字数 675文字

なんか良いことないかしら?と、普段は気にも留めない占いやらを見てしまうワタシはダメ人間だ。
別に当たるとも思ってないけど、毎日が雨だったらお日様を見たくなるじゃないですかぁ?
開けない夜はないっていうけど、だったらいつ夜明けが来るんじゃい。というのを知りたいわけですよ。
嘘でもいいの!!!!
嘘でもいいの。
ちょっと、ほんのちょっと希望が欲しい。
そんな感じで占いとか見ちゃうんです。
ダメ人間のワタシは、一回、占い師にでもなろうと思って、タロットカードを購入した事がある。
あと、タロットカードの入門書みたいなの。
なんせ、タロットカードなど、そもそもどうやって使うんだよってとこからだったわけですし、おすし。
ところがですね、入門書にはカードの並べ方とか、絵の意味などは書いてあったけど、具体的にどう結果を出すのかが書かれていなかった。
ワタシは何故か、占いの結果には論理的で明確なルールがあると思っていたのだが、実際には、カードの位置とか絵の意味とか絵から受け取ったインスピレーションという名のなんかしらを合体させて、それらを読み解くというスピリチュアルなものらしい。(みんな知ってると思うけど)
当然、スピリチュアル度ゼロ%のワタシは、カードに書かれた猫の顔がまあまあ怖いってこと以外、タロットカードからなんかしらを受け取る事が出来ず、即日、挫折した。
いくら仕事に行きたくないからって、占い師になろうなんて、考える事自体、めちゃくちゃ頭が悪そうだ。
というか実際、頭が悪いんだと思います。
ええ。
こんなワタシが占い師にならなかった事を、世の中は感謝した方がいいと思う。
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