美味しかった。

文字数 503文字

桜もすっかり散ってしまって、もうすぐ毛虫のシーズンがやってくる。
通勤経路に桜の木がたくさん植ってるところがあるので、ワタシの心配事と言えば、それだ。
なんしか、桜の木には毛虫がよくくっ付いている。
葉っぱが美味しいのかもしれない。
人間も桜餅を食べるくらいだし、美味しいんだろうな。
虫にとっても桜は春の味覚なんだろう。知らんけど。
人間のワタシは桜餅は全然好きじゃないので、人生で数回しか食べたことが無いけど、昨日は春の味覚を味わった。
筍と鰆だ。
どっちも美味しかった。
若い時分は、食事の季節感など考えもしなかったのだが、その季節に応じた旬のものが、無性に食べたくなるようになった。
鰆食いてー。
とか言ってると、鰆のシーズンになってるみたいな。
ワタシなど、この日記を書くまで鰆が魚編に春だってことすら忘れてたくらいなので、本能的に鰆を欲したということだ。
鋭すぎる食への嗅覚。
そりゃ痩せんよ。
痩せようという、その思いだけを置き去りに、ワタシの春はもうすぐ終わる。
新入生や新社会人のみなさん、おめでとうございます。
最後にワタシから一言。
最初はちょっとしんどいだろうが、新しい生活は三ヶ月もすれば慣れる。
以上です。
また明日。
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