ただの現実逃避

文字数 736文字

他人の夢の話ほどしょーもないもんはない。と中島らもがなんかの本で書いてた。それを読んで以来、ワタシはあんまり自分の見た夢の話はしないようにしている。
こいつしょーもねー。と思われるのが嫌だからだ。
うちの母が「変な夢を見た」と話す夢の内容は、概ねしょーもないし、夢はだいたい変なもんだ。
オカルト大好きっ子として推したい説は「夢はパラレルワールドの現実」という説だ。だったらもう一個の世界のワタシは、物凄い体験をしてることになる。
身長170センチの巨大日本人形に追いかけられるとか、両親を枕の化け物に食べられて、それを仕組んだ巨悪(化け物の親玉)に復習を誓うとか、茹でカマキリを食べるとか。
ほんとだったらひと財産築けそうな、脅威の体験しかしてない。
パラレルワールドのワタシは億万長者なんだろうか?
変わってくれ
パラレルワールドがあるかどうかは知らんし、億万長者でなくてもいいから、変わって欲しい。
あんなに変なことが起こる毎日なんて、楽しいに決まってるからだ。
なんせワタシなどは死ぬほど退屈な毎日を過ごしている。
仕事をしてた時は、朝起きて仕事に行って帰って来て寝る。みたいな、ゾンビ風の生活をしていた。
求職中の今は、朝起きてぼーっとしてぼーっとしてぼーっとした後、寝る。になったので、さらにゾンビ度が増した。
そんなエキサイティング度ゼロのワタシの生活に必要なのは、冒険だ。
人生は冒険や!
炎上しまくりの不登校YouTuberじゃないが、そうだったら楽しい。(学校はどうあれ、勉強はしといた方がいいと思ってる派だ。ワタシは。)
人生に必要なのはお金や安定した生活じゃなくて、ホグワーツ魔法学校であり、死者の書であり、一つの指輪なのだ。
ワタシの様なモブキャラは死ぬこと必至だけど。
また明日。
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