オカルトブームというビッグウェーブに乗りたい。

文字数 732文字

無職も四日目になると、そろそろ腰を上げなきゃいけないんだけど、不労所得で生きて行きたいクズなのでなかなか上がらなくて嫌になる。
良いタイミングというのか、Netflixで「ストレンジャー・シングス」シーズン4が配信されたので、現実から目を背けたすぎて、またシーズン1から見始めた。
ワタシもホーキンスの住人になりたかった。
デモゴルゴンに食べられる設定の住人でも構わない。
ドラマもそうだし、呪術廻戦とか鬼滅の刃とか、ここ数年、オカルトがブームになってる気がする。
YouTubeでも怪談や、心霊スポット巡りや、都市伝説などの動画が沢山配信されてるから、きっとそうだ。
実はワタシもオカルト的な実体験がいくつかあるので、怪談師になれるんじゃないか?という希望が一ミリくらいある。
このビッグウェーブに乗るしかない!
夢の不労所得とはいかないが、クソみたいな上司や同僚と働かなくて良い。
ところが、ワタシはいかんせん、説明が下手なのだ。
文章でもそこそこ不味いが、口頭となると、その百倍くらい不味い。
怖い話の筈なのに、怖くもなんとも無くなってしまう。
それは怪談を語る上で致命的な欠陥だといえる。
たまーに、何を言ってるのか分からない人がいるのはいるが、怖くない怖い話をしてる人は見た事がない。
ということは、ワタシの手持ちの怖い話が、ワタシのどうしようもない話術を凌駕するほど、恐ろしい話であればいいのだ。
ワタシ自身の手持ちが、そこまで怖い話かと冷静に考えた時、そこまででもない。というか、まぁ、へぇ、不思議だね。とかいう程度だ。この話術を持ってすれば、へぇ、不思議だね。とすらならない可能性は大いにある。
そんなわけなので「一応、次の職業候補に入れておこうかな?」程度に留めておこうと思う。
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