かまくらに憧れた、あの頃。

文字数 808文字

今日は午前中そうでも無かったけど、午後から寒くなってきましたね。
帰りは大阪でもパラパラ雪が降り始めていた。
そもそも雪が少ない大阪、というか殆ど降らない大阪なのでワタシなどは小さい頃は、かまくらに異常なまでの憧れがあった。
雪が沢山降る地域じゃないと、かまくらなんて作れない。
かまくらは暖かいという噂(?)もあって、いつか絶対に、かまくらの中でお餅を焼いて食べたり、お鍋を食べたりするぞ。
と、思っていたのだが、結局、この歳になるまで一回もかまくらに入ったことがないままだ。
だけど、別にそれでいい。
なんせ、かまくらの「暖かさ」というのは、外と比べてってだけで、家の中に比べたら絶対寒いだろうと思うし、そんな寒いところで、いい感じにお餅が焼けるまで待ってられないだろうと、そのように思うようになったからだ。
家の中の暖かいところで、お餅が焼けるのを待ってる方がいい。
夢がない。
夢がないのは割と以前からです。
夢と言えば、姪っ子はまだモスラの存在を信じているようだ。
先週末、姪っ子の大好きなドゥエイン・ジョンソンの「ランペイジ」っていうクソデカゴリラが活躍する(キングコングみたいにデカい)映画をみていたら、巨大生物つながりで思い出したらしく、「モスラって日本に来たことあるんやんな?」と聞いてきた。
なのでワタシは
「昭和の、ワタシが生まれるずっと前に日本に飛来したよ」
って言っておいた。
姪っ子は最近、サンタクロースを疑い始めたのだ。
「本当は糸生ちゃんじゃないの?」
と、クリスマス前に聞かれた。
もちろん、知らん。とは言っておいたし、去年のサンタクロースはワタシではない。
無職だったから。(悲しい)
サンタクロースは疑うのに、モスラは信じてるのだ。
モスラは信じてるのだ。
自分が腹を立てたらめちゃくちゃ憎たらしい口をきいてくるのだが、そういう可愛いところもまだあるようで安心した。
今年、小学五年生だ。
大きくなるのってほんと早いよなぁ。。。
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