いい時代だよー

文字数 1,236文字

つい最近だけど、作家?かなんかが、出版社は、毎日更新しているウェブ小説を確実にスルーします。みたいな事をツブって、炎上したみたいな騒動があった。
ウェブ小説ってそんなにスカウト的なもんがあるんです?
もちろん、スカウトされたこともないので知らんけど。
ええ時代ですね。
自己プロデュースが重要になりつつあるとは言え、誰かが見つけてくれるかも?という確率は遥かに高いよ。
ワタシどもが若い時分より。
頑張るのだ、若者達よ。
出版社だけじゃなく、今や電子書籍専門の出版レーベルだってある。
凄い数だよ。
ワタシは紙で読みたい派だけど、コロナ需要で電子書籍がめちゃくちゃ売上を伸ばしているのだ。
コロナ前の四倍とか六倍とか書いてた気がする。忘れたけど。
ワタシの小説家デビューのイメージは、ひたすら公募だ。
ひたすら公募に出しまくる。だ。
紙で。
一回しかやったことないけど。
いや嘘だ。
二十歳くらいの頃に、ネットでのなんかの公募に出したことがある。
あと、雑誌の公式サイトがちょろっと小説を載せてくれるというコーナーにも応募したコトがある。
昔、雑誌とかの最後のページに、イラストを載せてくれるお便りコーナーがあったけど、あんな感じのコーナーなので、マジで別に何にか貰えるわけでもない。載るだけだし選評もない。
一回送ってみよー。
と送ったやつを載っけてもらえた時は、感動したものだ。
なんせ人生で初めて他人を押し退けて、ワタシが選ばれたからだ。
まあその後、諸事情により出版社が変わり、小説コーナーが無くなってしまった。
悲しかったなぁ。。。。せっかく載ったのに。
因みにワタシの掲載された創作物は
『タクシードライバーが新宿で拾った、若い男の客から、どこでもいいから漁港に行きたい。と告げられ、漁港へ向かう。その最中、なぜか男の生い立ち(漁港の町生まれ)や、どうしてそこへ行きたいのかを聞かされる。実は男はヤクザ(出た!!)の情夫で、別れ話の最中に大喧嘩になり、腹を刺されていたのだ。
タクシードライバーが、漁港に到着すると、返事はなく、男はバックシートで死んでいた。(失血死)』
という、BLだった。
ワタシは漁港とヤクザと死に執着でもあるんだろうか?
絡みが一切ないし、好きとか嫌いとかも言わないうえに、主人公三十代後半のタクシードライバーだ。
昔からこういうBLしか書いてない。
そんで、そのタクシードライバーを主人公にオムニバスのBLを書こうとしていた。
結局、タクシードライバーの幸せはどこにあるのか?みたいな結末を決めていたが、小説コーナーが無くなったのでショックすぎて書かなかった。
二十三歳の頃だ。
多分六億光年くらい前の話だ。
これは近々、記憶を頼りに書いてみようと思う。
一般的にウケるBLじゃない(というかBLじゃない)という気がするけど、なぜ選んだんだろう?
お一人だけ感想を書いてくれたのも嬉しかった。
全然知らん人だが、お元気ですか?
どっちにしたって、いい時代だ。
選ばれなくても、人目につく場所に置けるんだし。
また明日
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