めちゃくちゃどうでもいい疑問。

文字数 971文字

ワタシは一時期、異常に転ぶ人間だった。
とにかくどこでもかしこでも転ぶのだ。
今思ったら、当時、上司からすげーパワハラを受けていたので、ストレスで三半規管がいかれてたのかも知れない。
ひどい時は両膝がぼっこーと紫色に腫れるくらいに転んでいた。それも左右別々に転んでぼっこーだ。
一回、渋谷のバス停でバスに乗ろうとして、おもっくそ転んだ事があった。
段差に気づかなかったのだ。
大阪の友人と東京の友人の両方が現場に居合わせるという、非常に珍しい状況だった。
東京の友人が
「大丈夫?骨折れてない?カエルみたいだったよ。服破れなかった?」
と、カエル云々はアレにしても、至極真面目な顔で、ワタシの怪我を心配していたのに対し、大阪の友人は
「大丈夫?」
とは聞くけど、涙を流すほど笑っていた。
その時の衝撃ったらなかった。
心配せずにゲラゲラ笑う友人に衝撃を受けたんじゃない。
めちゃくちゃ心配する東京の友人に、衝撃を受けたのだ。
ワタシはそれまでの人生、友人や家族の前で転んだ時、真剣な顔で骨折れてない?とか、服破れてない?と、心配された事がなかったからだ。
一様に、どの場面でも、友人、家族はワタシが転ぶと「大丈夫?」とは言いつつ、爆笑した。
語弊があってはいけないから言っておくと、ワタシも家族や友人が目の前で転けたら「大丈夫?」と言いつつ、笑う。
もちろん、一応、心配はするけど、心配を面白い方が上回るので、笑わずにはおれない。
骨が見るからにバキっとかなってない限り、多分笑ってまう。
だから、逆にめちゃくちゃ真剣に心配された事に、衝撃を受けたのだ。
え。。。東京の人って、笑わんの?
という具合に。
個人的には大阪の友人に釣られて笑いそうだったが、あまりに東京の友人が心配するので、笑うのをぐっと堪えた。
ワタシとしては、笑ってくれる方が恥ずかしさが和らいだが、笑ってくれないので、いつまでも小っ恥ずかしいままだった。
これって、大阪の人と東京の人の違いっていうか、ワタシとワタシの周辺と、それ以外の違いなんだろうか?
関東関西両方の友人をお持ちの方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
もう何年もその事が気になっている。ということを急に思い出した。忘れてるくらいどうでもいいことなんだけど、時々、思い出すのだ。
テレビに映りたくないけど、探偵ナイトスクープに検証を依頼してみようかな。。。
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