塩水は最強だ。

文字数 629文字

実は、ウチのペットのベタ(魚)のタベちゃんが、この二週間ほど病気だった。
ちょっと何が原因なのかが、素人なのでよくわからないのだが、右目がビョンとデメキンの様に飛び出して、殆ど水槽の底から上がってこなかったのだ。
餌も食べないし、全然動かないし、めちゃくちゃしんどかったんだろうと思う。
目が飛び出すだけでなく、体の色も白っぽくなり初めていたので、もう、これはアカンかもな。。。という状態だった。
目が飛び出してすぐ、水が青くなる薬を母が入れたのだが、説明書を読まずに入れたので、濾過器の濾過材を取り外して無かった為、薬が濾過されてしまった。
ネットで調べたら、ベタは粘膜が弱いので薬にも弱いと書かれていた。
また水槽に薬を投入したら負担が大きいと思い、ひとまず一週間、様子を見る事にしたのだ。当然と言うべきか、タベちゃんは一週間経っても、目が飛び出したままだし、色がどんどん悪くなっていた。
もう、どうせ死ぬかも知れないなら、一回、塩水に入れてみるのも手かも?
と思い、バケツに塩水を作って、タベちゃんを投入して更に一週間様子を見た。
すると飛び出していた目が引っ込んで、色も元に戻ったのだ。
しかも餌もしっかり食べる様になった。
見事に復活だ。
塩水は浸透圧で魚の体液の流出を防ぐらしい。
白っぽくなってたのは、体液だったんだろうか?
あんなに元気のなかったタベちゃんも、今は水槽で元気に過ごしている。
まさか、魚の病気を自分で治せると思ってなかった。
なんかちょっとだけ自信がついた。





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