本屋がない。

文字数 645文字

今日は隣町のショッピングモールに出かけた。
姪っ子が「推しの子」っていう漫画の続きを読みたがったからだ。
数年前、徒歩数分のTSUTAYAが閉店してからは、ワタシの暮らす町には本屋がなくなった。
マジで一軒もない。古本屋すらない。
なので三十分も歩いて隣町のショッピングモールまで行かなきゃいけないのだ。
昔はよく古本屋に行ってやっすい古い少女漫画を買ったものだ。
お小遣いは少ないし、100円とか150円で漫画が買える古本屋は重宝した。
やすきゃなんでもいい。みたいなとこがあったので、おかげでいろんな漫画を読むことができたのだ。
Amazonでは、ど〜れ〜にしようか〜な〜?っていう買い方は難しいし、新品の本屋さんは新しくて売れる本しか売ってない。
アニメ化されてなくたって、面白い漫画はいっぱいあるんだろうけど、そういうのはスペースの問題もあって置けないのだ。(本屋で七年コミック担当としてバイトしてたワタシが言うんだから間違いない)
古本屋はあれにしたって、Amazonじゃ買えない本の買い方をばしばし提案して、もっと本屋を活性化させてほしい。
なんせワタシは紙の書籍が好きだからだ。
コレクタブルアイテム的な部分もあるし、なにより目に優しい。個人的な所感。
結局、姪っ子の欲しがってた「推しの子」の続きは品切れで買えなかった。
アニメやってるからめちゃくちゃ売れてるらしい。
観てないからよくは知らんけど。
姪っ子は残念がってたが、ワタシはいい感じの波佐美焼きのお茶碗が790円で買えたので、満足の一日であった。
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