多分っていうか一生ないと思います。

文字数 989文字

ワタシはめちゃんこ飽き性だ。
どれくらい飽き性かっていうと、例えば、何か新しく趣味を見つけたとする。
やってみたーい!!
と、思ったそれを、楽しんでいる自分を想像する。あれも買わなきゃなぁ、とか、こういう物を作りたいなぁと、ひたすら想像する。
まだ道具の一つも手元にあるわけじゃないし、教則本すらない状態だ。
それでも一日中、その事について色々想像するという日々が少しばかり続く。
大体一週間だ。
この一週間は、何をやっていても、そのことしか考えてない。
そうして考えまくった結果、頭の中でシミュレーションしすぎて、もうええかぁ。。。となってしまうのだ。
これが飽きるという現象だとしたら、ワタシは始まってもない事に対して飽きている事になる。
例えば、偶然にも道具まで揃ったとして、実際に事が始まったとしよう。
すでに頭の中ではシミュレーションをしまくってるので、あとは手を動かすだけだ。
ところが、これも、あれ。。。思ってたほど上手くいかんな。。。と思い始めて、作っていくうちに、想像してたものと全然違うじゃないの。。。というのが見えてくると、一気に手放したくなるのだ。
理想が高すぎる。
素人が、というか昨日今日始めた人間が、理想通りに作れるわけもないのに。
凄い。
凄いわがままだ。
仮に、思ってた以上に上手く出来たとする。
そういうことも、たまにある。
そうすると、完成品から一気に興味を失うのだ。
欲しくて作ったものでも、作ったことに満足して、完成品には見向きもしなくなる。
手芸用品が大体そうだ。
これも飽きるってことになるかもしれない。
下手くそでどうしようもない小説みたいなものだとか、このブログだとかには、マジで一個の理想もない。
というかもちろん、こういうふうに書けたらなー。っていうのはあるけど、書けるか!と思っているので、投げ出すことがないのだ。
だって、しょーもなーと思ってるからだ。
実際、割としょーもないことしか書いてないし、ワタシは自分が好む文章の小説みたいなものは全然書けたことがない。
ただそれだけだけど、ただそれだけがたまには大事だ。
満足行くものが書けたらきっと投げ出すと思う。
結局、飽きるって、どこで満足するか?だと思う。
満足できたら投げ出すし、満足どころかマイナス評価でも投げ出す。
ワタシがここから消える時は、すげーモンを書いたんだな。この人って思ってもらえればいい。
多分、一生ないでーす。
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