色々鬱陶しい世の中だ。

文字数 842文字

一昨日、面白いウェブ小説(もちろんBL)を読んだ。
第二次世界大戦下のドイツを舞台にした小説で、雨宿りを切っ掛けに出会った二人の青年の話だ。
ウンベルト・ジョルダーノの「フェードラ」という歌劇の劇中歌の一節から始まる(読んだあとに調べた)。
その歌詞が二人の行く末を暗示しているのだ。
認知バイアスの残酷さよ。。。
「イスラエルよ、聞け」というユダヤ教(これも後で調べた)の言葉の使い方も凄く良かったのだ。
また一個賢くなった気がする。
ありがとうございます。
自分が書けてるかどうかは別にして、人間や登場人物の背景、人生の葛藤を中心に描いたもので、尚且つBLが好きなので、なかなか巡り合えない。
こりゃ、みんなに読んで貰わないと!とすぐ、誰かと共有したがるワタシはレビューを書こうとしたのだが、結局書いてない。
レビューに対して、解釈が違うと文句を言う人が居たり(作者が決めることじゃないと、ワタシは思ってる)、馴れ合いのレビュー(企画や募集)が横行し過ぎていること、それに加えて、レビュー欄の荒れよう。。。先のとは別の作者のレビュー欄には
「面白くはなかったです。」
って書いてる人がいて驚いた。
おススメポイント書けって書いてるやん。
ちゃんと読め!!!
そういうのを色々考え出したら、レビューを書くことがいいかどうかがわからなくなった。
いや、それより以前にレビューを書いたことで、結果、作者の方に迷惑をかけたことも引っかかっている。
レビューを書いたワタシに凸って来んかい。
因みにワタシは、誰からもレビューを書いてくれと頼まれたこともないし、読んでくれたから読みに行ってレビューを書くということもない。
そういうのは面倒くさいから嫌いだ。
勝手にふらっと読みに行って、勝手に書くのだ。
作者と言うよりは、読み手の誰かと自分の感動を共有したいだけだ。
自分の気持ちを誰かに伝えることすら自由に出来ないなんて、鬱陶しい世の中だな。
と思ったという話でした。
読み手と書き手の距離が近すぎるっていうのも、良し悪しかも知れない。

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