二回繰り返す謎

文字数 770文字

先日、YouTubeで京都の言葉についての解説というのがあったので見てみた。
ワタシは大阪なので、京都とはやや言葉が違うのだ。
動画は概ね「ぶぶ漬けがどうだ」とかいう、京都一流の嫌味の話に終始していたが、ワタシの京都の言葉のイメージは嫌味よりも、「やし」と二回繰り返す。だ。
関西の人以外は、は???て感じだろうが、私の友人の京都人は語尾に「やし」をつける。
「そやし」とか「◯◯やし」とか「もやし」とか。
とにかく語尾が「やし」になる。(語弊があっては困るので書いておくと、全部の語尾につくわけではありません)
それと、京都の人は「暑い」とか「寒い」を何故か二回繰り返す。
「今日外暑いですよねぇ」
とワタシが言えば
「ほんま、あっついあっつい(早口)でぇ」
と京都人の友人はこう返す。
最初は聞き間違えかと思ったのだが、寒い(さっむいさっむいになる)と暑いは、何故だか絶対繰り返す。
若者は言わないかも知れない。
友人は立派な47歳のおっさんだ。
以前、テレビでも言っていたので、ワタシの友人だけが言うわけじゃないのだ。
一回、「寒い」と「暑い」を二回繰り返すのは京都の人だけらしいですよ。
って教えてやったら
「え?俺そんなんゆうてる?」
と全く気づいてない様子だった。
ナチュラルボーン京都人は「暑い」をまるでそれが自然であることの様に、意識せずに繰り返しよるのだ。
二回繰り返す理由は知らないが、とにかく「あっついあっつい」と言っていたら、間違いなく其奴は京都人だ。
そんなおっさんの友人は、最近、めだかを飼い始めたそうだ。
ワンピースのルフィみたいに「ブリーダーに、俺はなる!」
と意気込んでいた。知らんけど。
同じ関西でも、方言があるので「関西弁」と一括りにはいかない。
ちなみに大阪だと河内弁とか泉州弁とかがあるので、大阪生まれでも、地域によってやや言葉が変わります。はい。

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