大事にして欲しい価値観。

文字数 846文字

岡田斗司夫が以前、我々日本人は美しい人に支配されるようになる。というようなことを言っていた。
なんか「家畜人ヤプー」みたいな話だったのだが、強ち間違いでもないのかな?という気はする。
ルッキズムを批判する一方で、ルッキズムを批判している人たちは、それなりに美しかったりするからだ。
もちろん、そうじゃない人もいるだろうけど、美しい人が「外見至上主義なんてクソよ」と言ってると、ああ、こんなに美人なのに見た目に拘らないなんてカッコいい。となるだろうが、そんなに美しくないワタシが同じことを言ったとしたら「ただの僻みでしょ?」とか言われてしまう。
この辺のジレンマが凄い。
ワタシは自身は美しくないが、美しいものは嫌いじゃない。もちろん、鼻につく場合もある(僻み?)が、オルガ・キュリレンコを美しいと思ってるし、あんな顔やスタイルに生まれてたら、人生楽しかっただろうな。と思ってる。
ただ、ワタシのこの美しいの評価基準は、持って生まれたものじゃない。
西洋の古い絵画に彼女が描かれてたら、きっと当時の貴族は「痩せすぎてて、全然ダメ!美しくないわ!」と言ってる筈だ。
山田吾郎さんによると、スリムなのが美しいと評価され出したのは、シャネルがスリムな女性をモデルに起用してかららしい。結構、最近じゃないか。(ワタシの最近は明治くらいまでだ)
結局、ワタシの価値観は、誰かの作った評価基準によって成り立っているのだ。
因みに、全く美しいどころか可愛くもないワタシを、唯一「いつも可愛いよ」と言ってくれる人がいる。
それが小四の姪っ子だ。
姪っ子はなにわ男子の道枝君は好きらしいが、それ以外の役者やアイドルには目もくれない。
だがそんな道枝君を抜いて、ダントツの一番キテる男が、WWEのスーパーヒーロー、ロック様ドウェイン・ジョンソンだ。
髪の毛が無い人の評価が異常に高い。
だから芸人の錦鯉の坊主の方も好きらしい。
我が家にドウェイン・ジョンソンのファンはいないので、彼女は独自の評価基準を持ってるのだ。
その価値観、大事にして欲しい。
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