達成感が凄い

文字数 839文字

今、人に勧められて、性と欲望の中国という本を読んでいる。
中国の性産業について取材した人の本だ。
ちょっと作者は忘れた。
ワタシは別に性産業に興味があるというわけではないのだが、その本を勧めてくれた人が性産業を勉強している関係で、面白いから貸したげるとなった。
実は他人にものを借りるのが苦手なワタシは、本を早よ返さないかんという使命感によって、結構なスピードで本を読んでいる。
他人に借りるくらいだったら、買って読む方がお金は掛かるけど気が楽だ。
なんせその人はもう会社を辞める。明日が最終出勤日でそこからは有給消化に入るのだ。
会えないということは、本を返す機会がない。
月一で会社の何人かと飲み会をやってるそうで、そこに来たら返せるじゃないの。
と言われたのだが、そういう場は緊張するので苦手ということもあるが、何よりも、何ヶ月も借りっぱなしになってる状態がだめだ。
ワタシはめちゃくちゃいい加減な人間なのだ。
家の中であっても失くす。多分。
そういうわけで、なんとしても、明日、本を返さねばならないのだ。
ということで、寝る前の小一時間、ここ二日珍しく真面目に本を読んでいる。
後、50ページくらいだし、今日中には読み終えられそうだ。
内容よりも、今日中に読み終えられることへの安心感と達成感が凄い。
普段自分にノルマを課すようなこともないので、なんか一つやり切った感じさへする。
まだ読み終わってないけど。
まだ読み終わってないけど、前倒しで達成感を味わっている。
内容は前途した通り、中国の性産業をメインに、そこに絡めた政治的な話や、ラブドールに絡めた中国AI開発の最前線についてやらだ。
意外なのは、中国でのラブドールのあり方が日本のそれとはちょっと違うという事だ。
性的目的が大きいダッチ◯イフとは一線を画している。
人口が日本の10倍ある国だ。
賢い人も、アホも、金持ちも貧乏人も10倍いる。
中国って国が好きか嫌いかは別にして、色んな意味で凄い国だな。。。と感心した。
興味がある人は読んだらいいと思います。
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