寄生虫

文字数 1,085文字

以前、台湾で食べた生のライチが美味しかったのでまたたべたいなぁと思っていたら、YouTubeで生のライチにはなんとか言う虫がついてるので、生で食べない方がいいみたいなサムネを見つけてめちゃくちゃショックだった。
ショックすぎて事実を確認していない。
知らなければよかったと思うくらいなら、ワタシははなから知らないことを選ぶ。
とはいえ、生のライチは非常に美味しかった。
最近はよくアニサキスが話題に上るが、二十歳くらいの頃からワタシはアニサキスを警戒して生きている。
二十歳くらいの頃に寄生虫の本を読んだからだ。
タイトルは忘れたし作者も忘れてしまったが、たしかテレビにも時々出ていた学者の人で、自らサナダムシを飲んで、お腹の中で育てていた。
自分の体内に「虫」がいる。と考えるだけで、ワタシなどは寝られないと思う。
夜中に(お食事中の方は申し訳ございません)お尻の穴から出てきて、お尻の穴の周辺に卵を産み付けるとか。。。
できるならいちいちお尻の穴から出てこないで、体内だけで色々を完結してほしい。
サナダムシが居る場合は、夜中お尻の穴が痒くなるらしい。卵産むから。
現代の日本では寄生虫の卵が野菜に付いてることはないはずなので心配はいらない。
日本では生野菜を頻繁に食べるけど、虫下しを飲む習慣がないというのを根拠にした私見だ。
十年くらい前まで、どこの国でも生野菜を食べると思ってたのだが、実は生野菜を食べる国はそう多くないらしいというのを知った。
食べても、虫下しを飲んだりするんだとか。
お隣の韓国ですら、年一で虫下しを飲む。
ベトナムではやたらめったら葉っぱを生で食すが、ベトナムに単身赴任していた妹の旦那は「葉っぱはよく見たら、なんかの卵が結構な割合で付いてる」と言っていたし、帰って来てすぐ虫下しを飲んでいた。
そういうわけなので、ワタシは海外で生物(魚なども)は絶対食べない派だ。
そんな(?)寄生虫の博物館が東京都目黒区にある。
塩とたばこの博物館と一緒で、無料で入館できる。
東京っていいとこだよ。
無料で知的好奇心を満たしてくれる施設があるんだし。
いや、確か無料だったという記憶。
真冬の大雨の降る日に行ったので、寒かったが空いていた。
無料だったら連日満員でもいいのに、空いてる不思議。
十メートル以上(十二メートルかもしれないし、七メートルだったかも知れないし全然違うかも)もあるサナダムシの標本や、狐の体内で爆発的に増えたエキノコックスの標本が見れて気持ち悪いが、面白い。
東京に行ったら(東京在住の人も)是非寄生虫博物館にお立ち寄り下さい。
寄生虫の顔面を描いた寄生虫Tシャツも売ってます。

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