第246話 歳を取るということ

文字数 409文字

考えざるを得ないな、やっぱり。歳を取り、身体が不自由になって…

この「不自由」も過去との比較から生じるんだけど。

なぜ生まれ、歳を取り、死に近づいて行くんだろう。そんなことを考えてしまうよ。

悲しい、哀しいことだよ。だから愛せるのだろうけれど。

愛そうとすることが、できるのだろうけれど。

いくら愛そうとし、愛したとしても

身体はきっと弱って、旅立ちに向かってしまう

止めることができないんだよな

だからせめて笑って 楽しい時間を。と

本能的にしてしまう

でも、だいぶムリなく、自然に、振る舞えたかな。

以前は「こうしなきゃ」って義務感に駆られ

限界突破するみたいにハリキッテ接していたけど、義父母と

そんな、過剰な「ムリ」は、しなくなった気がする、ちょっとだけ。

まあ、でも奈良から埼玉は遠いな。

もう少し近かったら、いろいろ手伝いに行けるんだけど

また三ヵ月後になるのか

義姉も大変そうだから、なあ、少しでも、なあ。

とにかく、また

お会いしましょう。
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