第180話 電気の怖さ

文字数 1,514文字

 いや、マイリマシタ。
 ここに投稿するぼくの、かめ家の環境。
 玄関から入って、正面にリビングがあります。そこで家人はネットでよくゲームをしていて、そこにパソコンがあります。モデムも。
 ぼくの部屋は、玄関から入って右にある廊下を行って正面の部屋にあります。そこにぼくのパソコンがあって、そこから投稿しています。あれやこれやと考えて、言葉を選び、ない頭を使って投稿させて頂いています。
 機械関係には全く疎い自分です。でもWi-Fi とかいうもので、家人の使うパソコンの横にあるモデムを通じて、投稿できていることはわかります。
 ですが、よく、家人がパソコンのゲームを終えると、モデムの電源を切ってしまうということがありました。今まで、数回ありました。
 これは、とてもつらいものでした。けっこう、これでも、それなりに時間をかけて書いていて、ヨシまぁこれで、と「上書き保存」してから投稿しようとすると、いきなり黒い画面で「切れています」みたいな白文字の表示が出て、そのたびに落ち込みました。
 左上にある「←」で、前の画面に戻ろうとしても、モデムが切られた状態だったから、パソコン氏からすれば「どこに戻るの?」という感じ。
 せっかく書いたものが、たとえ何の役にも立たない、何のタシにもならないことを書いたものとはいえ、自分としては、これでも一生懸命書いたもの、といわせて下さい。
 それが、消えてしまった。このショック… 何時間か掛けて、そんな時間を掛けないときもありますが、時間を掛けて書いているときに限って、モデムの電源が落とされるのでした。
 以来、書いている途中でも、よく「上書き保存」するようになりました。
(「ノベルデイズ」は、この保存をするたびに「作者ランキング」に表示されるようで、抵抗があるのですが。)

 ですが、今夜は油断していました。
 わけのわからないものに背中を押され、あまり考えず、勢いで書いていました。
 家人がおやすみを言いに来て、もういいやこれで、と上書き保存をクリックしたら、黒い画面に、れいの「切れています」みたいな白文字の表示が。うわあああっ! 小さく、悲鳴あげましたよ、ええ。
 こういうときに限って、書いている途中、全く上書き保存をしていませんでした。
 彼女には全く悪気はなく、怒るわけにもゆきません。ただ、悲しくなるだけでした。

 ですが、今夜!
 無に帰された、消えてしまったと思えた、モデムの電源が切られる前の文章の復活方法を知りました。
「←」やら「→」を押していたら、「フォームを再送信しますか?」みたいな表示が、黒い画面の中に出てきて、どうもこれをやれば、消えてしまった前の画面に戻れるようだったのです。でも、「はい」も「いいえ」も表示されていない。同意したいのに、そのクリック先がない。
 で、上の方にある http…から始まる、長いアドレス?をコピーして、こいつを生かせば戻れそうに思えて、そのhttpをなぞったら、その横っちょ辺りに再送信?のような文字が四角の枠の中に。
 晴れてクリック。
 すると、失われたはずの前の画面が出てきて、無事に投稿することができました。
 ですから、もうモデムの電源が切られることも恐れなくていいのですが、万が一の停電、また、あの黒画面がいきなり出てくるショックの緩和のため、「上書き保存」はぬかりなくやっていこうと思います。
「作者ランキング」(全然ランキングじゃないですよね、あれ)に、よく顔を出してしまうかと思いますが、ご容赦下さい。(書いていて、気持ちをリセットしたい時、その場を少し離れる時、上書き保存する時もあります。)どうでもいいようなことを、長々とすみません。
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