第381話 茶の間のテレビ

文字数 261文字

 冬の冷たい空気の中、部屋のテレビは朝の連続テレビ小説。昭和40年代、「鳩子の海」?
 尺八のドラマチックな富田勲?の作曲だかで、激しい川の流れが岩にぶつかるようなオープニングの番組は何だったか。「明るい農村」とかいうのもあったな。
 日曜の午前中は「遠くへ行きたい」。せつない唄。旅の番組だったか、でもあの唄がやたら印象に。
 外国人が楽しそうに料理する、外国の番組もあった。
 夜は「クイズグランプリ」、そのあと「スター千一夜」。
 茶の間でテレビ。家族がいた。
 今朝、寝床でそんな空気を感じた。無性に、あの頃に戻りたくなった。
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