第307話 今夜の不安
文字数 288文字
昨夜から漠然とあった気もする。
結局、先への不安。未来への不安。
「このままで?」がある。
このまま、先に行くのかな。ここから始まる、漠然とした不安。
漠然とした? 細かな、確然としたものがある。
未来は、漠然どころか、わからない。わからないのが未来だ。
「今現在」は、まるで確然としているかのようだ。
この「今」のまま、「先」へ行くのか。このまま、未来へ行くのか。
これが不安の正体だ、このまま、行けるのか。
行けないだろう、と思う。でも、未来が必ず来る。
どんな未来か、想像がつく。想像ができる、まるで確かなように。
これが不安の正体だ。わたしの不安をつくる、想像。
想像。想像に、やられている。
結局、先への不安。未来への不安。
「このままで?」がある。
このまま、先に行くのかな。ここから始まる、漠然とした不安。
漠然とした? 細かな、確然としたものがある。
未来は、漠然どころか、わからない。わからないのが未来だ。
「今現在」は、まるで確然としているかのようだ。
この「今」のまま、「先」へ行くのか。このまま、未来へ行くのか。
これが不安の正体だ、このまま、行けるのか。
行けないだろう、と思う。でも、未来が必ず来る。
どんな未来か、想像がつく。想像ができる、まるで確かなように。
これが不安の正体だ。わたしの不安をつくる、想像。
想像。想像に、やられている。