第103話 「ラジオ深夜便」

文字数 239文字

 夜中に目が覚め、ラジオを聞く。
 「ぼくらはみんな生きている」
 まじめな成人男性たちのハーモニー。
 「ミミズだって オケラだって アメンボだって」
 これは知っていたが、
 「トンボだって カエルだって ミツバチだって」
 もあるとは知らなかった。

 歌詞が何番まであるのか知らないが、
 とにかくみんな生きていて、
 「ともだちなんだ」
 と唄っていた。

 いい歌だなぁと思った。

 「郷愁の歌特集」だったらしい。
 郷愁といわず、
 北のほうで爆撃したりしてる人たちに
 聞いてほしい唄だと思った。
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