第334話 セリーヌ

文字数 585文字

「日本の古本屋」で注文した中央公論社「世界の文学・セリーヌ」が発送されたそうだ。
 セリーヌ… 知らない作家だったが、これは読まねばなるまい。2004年から作家の全集を読み続けている兄が(三島由紀夫に始まり、今は何を読んでいるって言ってたっけ?)「もう一度読みたい」と言っていたセリーヌ。
 カラマーゾフはやはり面白く、場面設定の箇所はよく理解できぬまま読み進めている。ドミートリイが長男だったとは! イワンではなかった。前読んだ時は誤解していたということだ。しかしドストエフスキーの言葉への誠実さよ…
 それはそうと、昨夜から胸が異状、肺か、呼吸するたびに鈍痛。セキをしようものならかなり痛い。家人のネット調べによるとナントカ神経痛ではないかとのこと。緊張、ストレス(出たぞ)、そんなもんが重なるとこんな症状が出るとか。
 気力は充実していたつもりだが、身体がついてこなかったか。今朝はだいぶラク。読書する態勢、どうしようか。寝っ転がると楽だが、腕が疲れる。座椅子にもたれるのは胸が圧迫される感じがする。
 しかしまさかここに来て、こんな読書する必要になるとは。
「悪から学べ」。ニーチェが叫ぶ。そう、善からもう学ぶことはない。
 今朝は寒い! ゴミ出し、してもらった。鍋の残りに餅を入れて食べる。食べると、腹が減る気がする。冬は苦手だ。生命力が奪われる。寒いのはほんとうにいやだ。
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