鸞(らん)
「久生(くう)」と呼ばれる魂を喰らう無形の神様。
白雀を気に入って自分の食物認定して付き纏う。
相手によって姿形を変えるが、白雀の前では5歳の童の姿でいることが多い。
傲岸不遜で態度がデカい上、戦闘能力も高い。
久生はもともと死者の魂を召し上げる役割を持つが、鸞の場合、生きている者から魂を引っこ抜くこともする。
波武(はむ)
実の名は「大波武」。成人男性を軽々背負える程の大きな白狼の姿の「尸忌(しき)」。
尸忌は、屍を召して地に返す役割を持つ神。
白雀の屍を召し損ねて以降、他に取られないように、何くれと力になる。
阿比(あび)
死者を弔う際に久生を呼び下ろす「謳い」。
屋代に所属しない「流しの謳い」を生業としており、波武、鸞とは古くからの知り合い。
遠仁相手に幾度となく修羅場を潜り抜けている。細かいことは気にしない性格。