「カム・アズ・ユー・アー」 ニルヴァーナ

文字数 972文字

<タイトル>

カム・アズ・ユー・アー

<収録アルバム>

ネヴァーマインド

<アーティスト>

ニルヴァーナ

<楽曲リンク>

https://www.youtube.com/watch?v=vabnZ9-ex7o

https://open.spotify.com/intl-ja/track/2RsAajgo0g7bMCHxwH3Sk0?si=3505d16cf6534c32

MTVアンプラグド・イン・ニューヨーク(ライブ)

https://www.youtube.com/watch?v=z9LiPuVRyU8

https://open.spotify.com/intl-ja/track/3sYWyVGfPuit80szWXhrRA?si=f6f9f95140104a3b

<解説>

 アメリカのロックバンド・ニルヴァーナの楽曲で、同バンドの代表曲のひとつです。

 有名なアルバム(ジャケット含む)・ネヴァーマインドに収録されおり、ここからセカンドシングルとしてシングルカットもされています。

 ニルヴァーナのジャンルとしては、一般的に「グランジ」というものに分類され、ざっくり言えば虚無的というか、けだるい感じのミドルナンバーが多いものになっております。

 日本の音楽にも多大な影響を与えており、若いアーティストの楽曲を聴いたとき、「おお、ニルヴァーナじゃん」となる場合も少なくありません。

 タイトルの「カム・アズ・ユー・アー」は、意訳すると「君らしくいなよ」的なニュアンスになります。

 フロントマンであるカート・コバーンの精神世界が投影されたような楽曲であり、リリックもまたしかりです。

 「君らしくいなよ」と言ういっぽうで、自分は「自分らしくいられない」というか、相手に対しては心を開いてといういっぽうで、肝心の自分は心を閉ざしているというか。

 そんな自己矛盾、ジレンマを吐露しているようにも感じます。

 独白・モノローグですね。

 カートの孤独な内面がひしひしと伝わってくるようで、聴いていてとても切なくなってしまいます。

 あたかも自分自身に対して、果てしない問いかけを続けているような。

 音源はスタジオ録音のほか、これまた有名なライブ録音も公式で配信されております。

 少し精神が参ったときにかけると、まるでカートがそばへよりそってくれているように感じる、そんな名曲です。
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