「無情のスキャット」 人間椅子

文字数 533文字

<タイトル>

無情のスキャット

<収録アルバム>

新青年

<アーティスト>

人間椅子

<解説>

 昨年、YouTube上にて公式ミュージックビデオが公開されると、海外のメタル・ファンを中心に、再生回数がバズりまくりました。

 彼らのコメントを見ていると、はじめはサウンドにしびれて聴いていたが、次第に歌詞の世界に引き込まれていった、というものが多いようです。

 古参のファンとして、これはうれしいことです。

 「シャバダバディア!」というスキャットによるサビがわかりやすかったのは大きいと思いますが、もちろん作曲された和嶋慎治さんの手腕によるところでしょう。

 海外ファンによるリアクション動画もたくさんアップされつづけていますし、楽しみが増えました。

 昨年発売のベスト盤の最後にも収録されています。

 10分の大曲、しかし長さはまるで感じません。

 煎じ詰められたような傑作です。

 歌詞は報われない存在を激励・鼓舞するかのような内容で、聴いていると名状しがたいカタルシスを得られます。

 これを引っさげての初海外ツアーも大成功に終わり、感慨無量です。

 わたしもあと30年はがんばりたいですね。

 報われるかはともかく(汗)
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