「心の火事」 人間椅子

文字数 417文字

<タイトル>

心の火事

<収録アルバム>

桜の森の満開の下

<アーティスト>

人間椅子

<解説>

 2ndアルバム「桜の森の満開の下」収録。

 初期の代表作のひとつであり、ライブでもしばしば演奏される曲です。

 まず、タイトルに惹かれますよね。

 おそらく三島由紀夫の「金閣寺」からのインスピレーションではないでしょうか。

 小説では主人公が金閣寺に火をつけるわけですが、それは「心が火事」だったからと解釈できなくもありません。

 それをこのような楽曲に落とし込んだ和嶋さんの手腕は、いつもながらさすがの感があります。

 わたしもしょっちゅう心が火事になりますから(汗)

 心の火事はいたるところにある感じですね。

 ちょっと言ってみたかったのです(汗)

 鈴木さんのゴリゴリのベースからの導入が印象的ですし、ポップな曲調にあってリリックは深く、考えさせられるところがあります。

 短いナンバーですし、「心が火事」のときにかけると、意外に効力を発揮するかもしれません。
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