「魔王」 シューベルト

文字数 553文字

<タイトル>

魔王

<作曲者>

フランツ・シューベルト

<原詩>

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

<おすすめ歌手>

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)

<解説>

 楽曲について説明の必要はないでしょう。

 学校の音楽の授業でいちばん、というか唯一? 印象に強く残っている曲といえば、この「魔王」ではないでしょうか。

 詩でありながらストーリーになっているところが面白いですね。

 「腕ずくだぞ!」のところが特にこわいです(汗)

 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、コアなクラシックファンは「DFD」と通称しますが、彼はバリトンの神様みたいな人で、彼なしでシューベルトの歌曲を語ることは難しいとさえ思ってしまいます。

 「魔王」の録音はたくさん残していますが、はずれはまずないでしょう。

 ちなみにこの「魔王」、フランスの作曲家でオーケストレーションの名手であるエクトール・ベルリオーズがオーケストラ版に編曲したものもあり、映像ではクラウディオ・アバド指揮、アンネ・ゾフィー・フォン=オッター(メゾ・ソプラノ)のものが存在するようです。

 フォン=オッターさんの、魔王が憑依(ひょうい)したかのような鬼気迫(ききせま)る表現が楽しめます。
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