「ボギー大佐」 アルフォード

文字数 655文字

<タイトル>

行進曲「ボギー大佐」

<作曲者>

ケネス・ジョン・アルフォード

<おすすめCD>

フィリップ・ジョーンズ(指揮)
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
デッカ(レーベル)

レナード・バーンスタイン(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
ドイツ・グラモフォン(レーベル)

<解説>

 イギリスの作曲家アルフォードによるマーチ(行進曲)です。

 アメリカのジョン・フィリップ・スーザが「マーチ王」と呼ばれたのにあやかり、アルフォードは「イギリスのスーザ」と通称されます。

 タイトルの由来は、作曲者アルフォードがゴルフに出かけたとき、「ボギー」を出すたびに口笛を吹くお客さんがいて、その旋律から着想したからだといわれています。

 ただし、あまり信憑性(しんぴょうせい)はないようです。

 映画「戦場にかける橋」でアレンジ版が使用され、これがきっかけで流行しました。

 クラシック音楽の楽譜としては、異例の売上を叩き出しているとか。

 音楽自体はたいへん有名なメロディで、運動会のBGMやテレビなどでもよく使われます。

 聴けば「ああ、これか」となると思います。

 挙げたフィリップ・ジョーンズとレナード・バーンスタインの音源は、どちらも名高いマーチ集からのもので、ほかの有名なマーチもたくさん収録されていますから、マーチをまとめて鑑賞したい方にはうってつけのアルバムだと思います。

 わたしはマーラー先生のデスマーチのほうが、より好みですけれどね(汗)
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