「ある天使の思い出に」 ベルク

文字数 307文字

<タイトル>

ヴァイオリン協奏曲 「ある天使の思い出に」

<作曲者>

アルバン・ベルク

<解説>

 近代クラシック音楽の作曲家アルバン・ベルクが、友人である建築家グロピウスの、まだ幼かった愛娘(まなむすめ)の死を受け、レクイエムとして(ささ)げた作品です。

 完成の直後にベルク自身も亡くなり、皮肉にも自分へのレクイエムにもなってしまいました。

 十二音技法という複雑な様式で作曲されていますが、あやしい曲調の中に、形容できない美しさがあります。

 「この世で一番、美しい音楽」と呼ぶファンも少なくないとか。

 いわゆる現代音楽への流れの一曲になりますが、時間を忘れて聴き入ってしまいます。
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