「間奏曲 第1番」 ブラームス

文字数 470文字

<タイトル>

3つの間奏曲 作品117 ~ 第1番 変ホ長調

<作曲者>

ヨハネス・ブラームス

<おすすめCD>

ジュリアス・カッチェン(ピアノ)

デッカ(レーベル)

<解説>

 音楽評論家である故・宇野功芳(うの こうほう)さんをして、「クラシック音楽界の3大ネクラ」のひとりに数えられた、クラシック作曲家一のムッツリスケベ(失礼!)ブラームス先生の登場です。

 ちなみに残りのふたりは、バッハとショスタコーヴィチです。

 この間奏曲集を聴いていると、いかにも芸術家なモテない男(再び失礼!)の愛の発露、やはり恩師シューマンの妻クララに向けたものなのか、それを感じます。

 単純にきれいな曲なので、晴れた日の昼下がりなどにおすすめです。

 3曲ありますが、ほかの2曲もたいへんな名曲です。

 有名な録音は、天才の名をほしいままにしたカナダのピアニストであるグレン・グールドのものですが、最近よく取り出すのはジュリアス・カッチェンのものです。

 何もしていないようでいて、やさしく語りかけてくる感じの名盤です。
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