弦楽四重奏曲 「五度」 ハイドン

文字数 432文字

<タイトル>

弦楽四重奏曲 作品76-2 ニ短調 「五度」

<作曲者>

ヨーゼフ・ハイドン

<おすすめカルテット>

エンジェルス弦楽四重奏団(音源:デッカ)

<解説>

 ハイドンはネアカの人だったようで、マイナー・コードの曲にはレア感があります。

 サブタイトルの意味は、音楽用語でいう「五度」を多用した音型(おんけい)がたくさん使われているからだといわれますが、あまり信憑性(しんぴょうせい)はないようです。

 おすすめは第3楽章のメヌエット。

 実質的にスケルツォですが、なんだか高貴な身分の悪役が、豪華絢爛(ごうかけんらん)なダンスホールで(おど)っているような、そんな厳粛(げんしゅく)雰囲気(ふんいき)を味わえます。

 エンジェルス・カルテットの録音は、彼らの全集からです。

 ハイドンの弦楽四重奏曲はそれこそ山のようにあるのですが、ハマると抜け出せなくなるので、思い切って全集をお求めになるのもいいかと思います。
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