「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」 モーツァルト

文字数 471文字

<タイトル>

アリア「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」 ~ 歌劇「フィガロの結婚」第1幕から

<作曲者>

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

<おすすめCD>

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

オットー・クレンペラー(指揮)

旧EMI(音源) ※現在はワーナー傘下になっているはずです

<解説>

 オペラの主人公である町の何でも屋フィガロが、フィアンセのスザンナに色目を使った少年ケルビーノが兵役を課せられるとの通達を受け、ここぞとばかりに「いざ、勝利へ!」と牽制(けんせい)する、第1幕最後のアリアです。

 有名な曲ですので、聴いたことのある方も多いのではないでしょうか。

 ケルビーノは少年ですが、オペラでは女性が演じます。

 女性が男性を演じるのを、オペラ用語で「ズボン役」といいます。

 内容が内容だけに、通勤にはもってこいの一曲かもしれません。

 紹介したクレンペラー盤はとにかくゆっくりテンポですが、細部まで(えぐ)()すかのような巨匠(きょしょう)の棒に、ただただ酔いしれるばかりです。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み