「杜子春」 人間椅子

文字数 373文字

<タイトル>

杜子春(とししゅん)

<収録アルバム>

苦楽(くらく)

<アーティスト>

人間椅子

<解説>

 8月に発売を予定しているニューアルバム「苦楽」から、オープニング曲である「杜子春」が先行配信されました。

 さっそく聴いていますが、カントリーロックを思わせる出だしに「おや?」とさせられたかと思うと、やはりと言うか、ヘヴィネスに転じます。

 歌詞の内容は、芥川龍之介の名作を独自の世界観に落とし込んだもので、音楽の演出にもドキッとさせられます。

 いままで以上に曲調はまろやかな印象ですが、それは源流に落ちた巨石が、海にたどり着くころには、球体のようになっているようなものなのかなと。

 さらに煎じ詰められた感じがして、発売が待ちどおしい次第です。

 アルバムのタイトルは意味深ですが、いかにも人間椅子っぽくはあります。

 どんなものが飛び出すのか、いまから楽しみでしかたがありません。
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