「夜叉ヶ池」 人間椅子

文字数 449文字

<タイトル>

夜叉ヶ池(やしゃがいけ)

<収録アルバム>

桜の森の満開の下

<アーティスト>

人間椅子

<解説>

 セカンド・アルバム「桜の森の満開の下」収録。

 泉鏡花の傑作戯曲「夜叉ヶ池」の世界を独自に咀嚼(そしゃく)し、落とし込んだ、人間椅子初期の名曲のひとつです。

 大曲であり、前半はアコースティック調、途中から徐々にヘヴィネスに転じていきます。

 いつもながら、和嶋さんの言葉選びや組み合わせのセンスには脱帽するばかりです。

 「生首乗せよ蓮華台」なんて歌詞、どうすれば思いつくのか?

 偉大な文豪をただネタにするだけではないところが、人間椅子が愛されるゆえんのひとつではないでしょうか。

 音楽が終わる頃には、圧倒的な恍惚(こうこつ)に満たされることうけあいです。

 収録アルバム「桜の森の満開の下」は、人間椅子としてはポップな路線で、意外と入門によいかもしれません。

 みなさんもぜひ、この世界に。

 わたしは倶楽部の回し者ではありません(汗)
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