「ラデツキー行進曲」 ヨハン・シュトラウス1世

文字数 744文字

<タイトル>

ラデツキー行進曲

<作曲者>

ヨハン・シュトラウス1世

<おすすめ盤>

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

<解説>

 音楽一家シュトラウス・ファミリーのゴッド・ファーザー(!?)ヨハン1世の有名な行進曲です。

 息子であるヨハン2世、ヨーゼフ、エドゥアルトも著名な作曲家ですね。

 特にヨハン2世が「ワルツ王」と呼ばれるのに対し、父・ヨハン1世は「ワルツの父」と呼称されます。

 当時から高名な音楽家で、たくさんの曲を書いていますが、現在よく知られているのは、おそらくこの「ラデツキー行進曲」のみでしょう。

 新年の音楽イベントとして有名な、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの締めとして、必ず演奏されるナンバーになります。

 観客もいっしょになって手拍子をするのが通例となっています。

 日本でもテレビなどでよくかかっていますから、聴けば「ああ、知ってる」となるでしょう。

 作曲の背景としては、当時オーストリア領であった北イタリアの独立運動を鎮圧した、ヨーゼフ・ラデツキー将軍を称えて書かれたという歴史的な経緯があります。

 その内容はともかく、とにかく楽しいマーチですので、うきうきすることうけあいです。

 おすすめしたのは初体験のカラヤン盤ですが、音源はいくらでもある名曲ですので、動画サイトや音楽アプリなど手近なところで探してみるのはいかがでしょうか。

 この曲をかけると、なんだか一年がはじまったような気がします。

 ドライブミュージックにもよさそうですし、特にも新年にはマッチするでしょう。

 ところでわが親父がこの曲を好きなのですが、いつも「ラデツキー交響曲」と言い間違えています(汗)

 そんな細かいことを気にするなと言わんばかりの素敵な曲なわけですが。
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